月曜深夜の良心「続夏目友人帳」前回先走りで最終回と言ってしまいましたが前後編の前編でした。
招き猫改めブタの貯金箱と化した先生の図。
招き猫改めブタの貯金箱と化した先生の図。
古びた洋館。ここには「何か」出るらしい。夏目が西村たちに連れてこられると委員長が待ち構え、探検をしようと提案します。てあんたら小学生か。
それを見ている人影一つ。なんとタキさん。修羅場の予感。
男の悪友は早々に退散、まんまと夏目と2人きりになる委員長。
「夏目君が何度否定しても、私はあなたには特別な力があるって信じてる。あなたは嫌かもしれないけど、それはすばらしい力だと思うの――」
「なるほど。確かにお化けがいそうね!」
ひょっこりタキ登場。邪魔者の登場に委員長が臨戦態勢を整える間もなく、タキに手を取られ探検へ。一人ぽつんと取り残される夏目。
「タキという娘、なかなか気が回るじゃないか」
ニャンコ先生の言うにはここには長居しない方がいいらしい。さっさと帰るぞと促す先生に2人を残しておけないと夏目。この厄介事に進んで首を突っ込む性格はどうにかならんのか。
うう……うわぁ…………
不審な物音と呻き声。夏目が駆けつけると櫃が一つ。どうやら閉じ込められているらしい。
夏目がそれほど重くもない蓋を持ち上げると一人の男の子が
声をかける間もなく、夏目を押しのけ逃げていく少年。騒ぎを聞きつけたタキが先生に頬ずりし(委員長「うわ…シュミ悪」)ている中、夏目は櫃の中の名札を見つけます。
名札を手がかりに小学生に当たってみると、どうも最近誰かに追われているらしい、妖怪かもしれないと話しているとの事。妖怪の話をしていると聞いて周囲から孤立していないかと心配する夏目ですが、そんな事はないらしい。その証拠に少年が現れ、夏目を攻撃すると他の児童もいっせいに援護射撃。
「モヤシ!」
「まな板!」
「えのき!」
「オンナオトコ!!」
たまらず退散。そしてへこむ夏目「俺……子供苦手かも」
200円で名札をカイに届けてくれと先生に頼む夏目。「紙を出せ紙を!諭吉を出せ?!」
日は変わって田沼と出会った夏目。カイの話をしていると妖の声が木の間から覗き込むと……
手の平にかすり傷を負う夏目。タキが声を聞きつけたか近づいてくる。この周辺は妖怪の集まる場所なので早く離れた方がいいらしい。
手当てをしてもらいながら、夏目は自問するように語ります。
「放っておきたくないと思ったら、つい手を出してしまう。そういうの、高慢なのかもしれない――気がつくと、自分から迷惑を引き込んでいる気がする。今までは、それを妖怪のせいにしていたけど」
その時、カイが物陰から走り去る姿が見えた。追う夏目、逃げるカイ。
カイの逃亡はニャンコ先生によってあっさりと阻止されます。カイに名札を渡し、自慢げに200円を要求する先生
そしてまたもタキに捕まる。
(田沼「…シュミ悪いなぁ」)
カイは観念したように夏目に謝罪します。
「さっきは…悪かった。もやしとか、まな板とか、オンナオトコとか」
「おかしくない!」
足を挫いたらしいカイをおんぶして家まで送る夏目。カイは夏目が怪我をしたのは自分に関わったせいではと考え、守ろうと思ったらしい。少しうれしい夏目です。
帰り道に鉈を持った先刻の妖とすれ違います。先生は気にする事もない小物、と切り捨てますが気になる夏目。そしてその小物に夏目が傷を負わされたと知って微妙な気持ちになる先生。
その日から、夏目、カイ、それにタキは毎日のように一緒にいるようになります。
花の王冠被って三人和んでいる姿は擬似的な家族のようでもあります。頃合と見てカイに洋館で閉じ込められた話を問い質すと、どうも腑に落ちない点が。カイは鍵がかかって出られなかったと言う。しかしあの櫃に鍵はかかっていなかった。なぜカイは開けられなかった?
夏目の背後にあの妖、しかもなぜだか大きくなっている。それを夏目より一瞬早く反応しカイが助ける!
「何!?どうしたの!」
タキには見えていない。しかし……。
「カイ、視えてるんだな?」
「夏目にも……?」
タキについて来るなと警告しその場を逃亡する2人。タキは思い詰めたように走り出す。
逃げた先は森の中、あの妖を初めて視た場所。
「しまった、誘い込まれた!」
夏目決死の右拳も空振り。まさに絶体絶命。その時――
タキが連れて来た斑が妖気を吸い取り、放逐する。なんだか蜜柑の中身だけ吸ってるような感じ。喰う事もできた出来たようですが、夏目の前では自重したようです。夏目に鼻をなでられ、威厳もなくブタ猫に戻る先生。
タキも遅れて何とか到着。
まずはカイの無事を喜びます。
そして先生を見つけてお約束
解決した気がしない夏目。その視界の隅に人影が。夏目がその影を追うとその人物は
「名取さん!」
「やれやれ、君を巻き込むつもりはなかったのに」
「どういう事なんですか?」
「彼を封じるつもりだったんだ。彼は、――妖怪だ」
次回が最終回。夏目が選ぶの道は?
それを見ている人影一つ。なんとタキさん。修羅場の予感。
男の悪友は早々に退散、まんまと夏目と2人きりになる委員長。
「夏目君が何度否定しても、私はあなたには特別な力があるって信じてる。あなたは嫌かもしれないけど、それはすばらしい力だと思うの――」
「なるほど。確かにお化けがいそうね!」
ひょっこりタキ登場。邪魔者の登場に委員長が臨戦態勢を整える間もなく、タキに手を取られ探検へ。一人ぽつんと取り残される夏目。
「タキという娘、なかなか気が回るじゃないか」
ニャンコ先生の言うにはここには長居しない方がいいらしい。さっさと帰るぞと促す先生に2人を残しておけないと夏目。この厄介事に進んで首を突っ込む性格はどうにかならんのか。
うう……うわぁ…………
不審な物音と呻き声。夏目が駆けつけると櫃が一つ。どうやら閉じ込められているらしい。
夏目がそれほど重くもない蓋を持ち上げると一人の男の子が
声をかける間もなく、夏目を押しのけ逃げていく少年。騒ぎを聞きつけたタキが先生に頬ずりし(委員長「うわ…シュミ悪」)ている中、夏目は櫃の中の名札を見つけます。
名札を手がかりに小学生に当たってみると、どうも最近誰かに追われているらしい、妖怪かもしれないと話しているとの事。妖怪の話をしていると聞いて周囲から孤立していないかと心配する夏目ですが、そんな事はないらしい。その証拠に少年が現れ、夏目を攻撃すると他の児童もいっせいに援護射撃。
「モヤシ!」
「まな板!」
「えのき!」
「オンナオトコ!!」
たまらず退散。そしてへこむ夏目「俺……子供苦手かも」
200円で名札をカイに届けてくれと先生に頼む夏目。「紙を出せ紙を!諭吉を出せ?!」
日は変わって田沼と出会った夏目。カイの話をしていると妖の声が木の間から覗き込むと……
手の平にかすり傷を負う夏目。タキが声を聞きつけたか近づいてくる。この周辺は妖怪の集まる場所なので早く離れた方がいいらしい。
手当てをしてもらいながら、夏目は自問するように語ります。
「放っておきたくないと思ったら、つい手を出してしまう。そういうの、高慢なのかもしれない――気がつくと、自分から迷惑を引き込んでいる気がする。今までは、それを妖怪のせいにしていたけど」
その時、カイが物陰から走り去る姿が見えた。追う夏目、逃げるカイ。
カイの逃亡はニャンコ先生によってあっさりと阻止されます。カイに名札を渡し、自慢げに200円を要求する先生
(田沼「…シュミ悪いなぁ」)
カイは観念したように夏目に謝罪します。
「さっきは…悪かった。もやしとか、まな板とか、オンナオトコとか」
「おかしくない!」
足を挫いたらしいカイをおんぶして家まで送る夏目。カイは夏目が怪我をしたのは自分に関わったせいではと考え、守ろうと思ったらしい。少しうれしい夏目です。
帰り道に鉈を持った先刻の妖とすれ違います。先生は気にする事もない小物、と切り捨てますが気になる夏目。そしてその小物に夏目が傷を負わされたと知って微妙な気持ちになる先生。
その日から、夏目、カイ、それにタキは毎日のように一緒にいるようになります。
花の王冠被って三人和んでいる姿は擬似的な家族のようでもあります。頃合と見てカイに洋館で閉じ込められた話を問い質すと、どうも腑に落ちない点が。カイは鍵がかかって出られなかったと言う。しかしあの櫃に鍵はかかっていなかった。なぜカイは開けられなかった?
夏目の背後にあの妖、しかもなぜだか大きくなっている。それを夏目より一瞬早く反応しカイが助ける!
「何!?どうしたの!」
タキには見えていない。しかし……。
「カイ、視えてるんだな?」
「夏目にも……?」
タキについて来るなと警告しその場を逃亡する2人。タキは思い詰めたように走り出す。
逃げた先は森の中、あの妖を初めて視た場所。
「しまった、誘い込まれた!」
夏目決死の右拳も空振り。まさに絶体絶命。その時――
タキが連れて来た斑が妖気を吸い取り、放逐する。なんだか蜜柑の中身だけ吸ってるような感じ。喰う事もできた出来たようですが、夏目の前では自重したようです。夏目に鼻をなでられ、威厳もなくブタ猫に戻る先生。
タキも遅れて何とか到着。
まずはカイの無事を喜びます。
そして先生を見つけてお約束
解決した気がしない夏目。その視界の隅に人影が。夏目がその影を追うとその人物は
「名取さん!」
「やれやれ、君を巻き込むつもりはなかったのに」
「どういう事なんですか?」
「彼を封じるつもりだったんだ。彼は、――妖怪だ」
次回が最終回。夏目が選ぶの道は?