ここで負ければ敗退が決定するマルセイユ。上り調子とはいえ選手層には不安のありすぎるミラン。デシャンとレオナルドの対決再び。

ACミラン
 ボリエッロ 
ロナウジーニョパト
セードルフアンブロジーニ
 ピルロ 
ザンブロッタオッド
チアゴ シウバネスタ
 ジダ 


マルセイユ (11/25サンシーロ)
ニアン(c)ブランドン
 ルチョ 
シェルーアブリエル
 シセ 
タイウォボナール
エインセディアワラ
 マンダンダ 



ダイジェストなっげえ
ボルドーとユーベが基本的にパスでの繋ぎあいに終始していたのに対し、こちらは個人の突破と守備の崩壊で早い時間に動きました。

まずは10分、ボリエッロが右からドリブルで仕掛け、エインセと対面。なんと言うことはない上体を揺らすフェイントでエインセがあっさりと躱されマンダンダと1対1、角度のないところでしたが股抜きでゴールを決めいきなりの先制点。エインセのプレーは酷かった。

嫌な流れと思っていたらキャプテンがやってくれました。左サイドをドリブルで駆け上がると。なぜかオッドが勝手に道を譲りゴール目掛けて更に突進クロスはジダが飛びついて防ぎますがそのボールがルチョの前へ。ルチョど真ん中に同点ゴール。怪我で出遅れている間にリチャとの比較で苦しんでいたルチョ・ゴンザレス、ついにチームを救いました。

ところがこの後も両軍ともにお粗末なプレーの連続。オッドが相変わらず不安定な守備を見せればマルセイユはブランドンがゴール前フリーでクロスをなぜか見送り。失笑もののプレーの連続に緊張感がなくなっていく。オッドは28分に見限られアバテに変わりましたが緩んだ空気は最後まで締めなおされる事はありませんでした。

マンダンダは股間を抜かれた失点は酷いものでしたがその後は立ち直り、機能のロリスと比べても遜色ないパフォーマンスを披露。弱点とされるハイボールも堅実に処理し、何度かあった危機を救いました。

試合は1-1のドローとなり、次節マルセイユはレアルに3-0以上で勝てば突破、ミランが引き分け以下ならそれより少ない得点でも突破可能となり、徳俵に踏みとどまったような状態。とにかくレアルに勝つ事。わかりやすい目標が出来ました